そ の 他 の 画 像川 |
ホタルは子供が追いかけて捕るものです。 そして大切に持って帰り、枕元において眠ること。 それが正しいホタルとの付き合い方です。 捕ることを禁じたホタルの名所があるとしたら、 それは単なるホタル観光に過ぎないのではないでしょうか。
(興味のある画像はクリックで拡大してご覧下さい)
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小川の中ではホタルの幼虫が貪欲にカワニナを食しています。 |
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カワニナは泳ぐことは出来ませんが、なんと!浮くことが出来ます。
浮くことによって遠くに移動が可能となります。舌(足)を大きく広げ表面張力を利用するこの方法は一円玉を浮かせるのと同じ原理です。 ホタルの幼虫がウロウロしてるとか水質が悪化したとか、危険を察知して逃げます。でも悲しいかな水槽の中の逃避行はただプカプカ浮いてるだけです。
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浮いてるカワニナの水面下ではこんな状況になっています。
一つのカワニナを無数の幼虫が奪い合うように食らいついています。見える範囲でも10匹は確認できます。留年組みはまだ6月だというのにこの食欲です。一生のうちに何匹食べつくすのやら・・・・。
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これが飼育設備の全景です。上段右からエアーブロー、エアホース冷却装置(?)、左の2箱は新生児室(^。^) 下段
右は留年組幼虫箱、青い箱2つは新生児室、左箱はカワニナ飼育箱1、下にチラッと見える黄色い箱もカワニナ飼育箱。種類の違うカワニナだから一応、別の箱で管理しています。
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エアーブローからのエアーは8分岐器具(1,300円前後)で小分けにして4mmのエアーホースで各飼育水槽に振り分けます。
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発泡スチロールの箱に」水を入れ、エアーホースを入れて水を張りペットボトルを凍らせて蓋をします。こうすることで少しはエアーを冷やすことが出来ます。
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孵化装置はいろんな方法がありますが、要は孵化したら自然と水中に入れるようにしておけば問題ありません。各水槽にも凍らせたペットボトルを入れて水温を下げます。(夏場だけなので簡易方法で冷やしています)
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水槽の壁に生まれたばかりの小さなホタルの幼虫が張り付いています。
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多頭飼育をしていると脱皮したばかりの白い幼虫をよく見かけます。そんな幼虫の脱皮連続写真です。
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手作りアイテム
幼虫や成虫を移動するとき、手で直接掴むには柔らかくて苦労しますね。かといってピンセットでは力の入れ加減が難かしい。 そんな時、手作りピンセットに挑戦しましょう! ホームセンターで薄いエンビの板を買います。幅1〜1.5pで左に写真のように切ります。
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半分に折って中央に両面テープでエアー用のチューブを貼り付けます(無い場合は付けなくても可)。両先端をハサミで左の写真のように適当に細くします。これで完成!エンビが柔らかいので強く挟む心配が無く、小さな幼虫も簡単に掴むことが出来てとっても便利です。 安価で便利な小物をあなたも作ってみましょう!
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上陸用にカワニナ飼育用の箱を流用しました。斜めにして陸地と水場を作ります。その時、陸地の下に発泡スチロールなどを敷きます。これは経験して分かることなのですが傾斜がゆるいと毛細管現象でどんどん水を吸い上げて、ドロドロの土になってしまいます。発泡スチロールを敷くことによりそれを遮断して、適度の湿度を保つことができます。
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上記の飼育箱も夜ともなると上陸する幼虫たちの発光で綺麗なイルミネーションの世界になります。人工小川の幼虫たちは雨降りの夜に一斉上陸をして朝までに土に潜るのですが、飼育箱の幼虫たちは土がいつも湿っているからか毎晩こんな光景を繰り返します。尻尾の左右に光源があり、成虫のようには点滅はしません。それにしても今年の幼虫は毎晩夜遊びばかりして土に潜る気がないのでしょうか。(5/10)
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