小 川 の 改 修 工 事

小川を作って数年が経ち、気がついてみるとビニールシートが紫外線劣化して破れが目立ってきました。防水用シートだったので漏れには強いが太陽には弱かった。水面より上に出ていて、しかも日に照らされる南向き側面が激しく損傷しています。木陰になるところや水面下1センチでも劣化は抑えられていました。

 ホタルが巣立って小川はヒルとミズムシの養殖場と化しています。この機会を逃すと来年まで改修ができないので、思い切ってシートの交換をすることにしました。

 

 

川底を整地してから黒のマルチビニールを敷きます。透明シートだけだと水面上の側面がビニール温室状態になって、ビニールの中にいろんな植物が生えてくるんです。それで今回は日光を遮るために黒いビニールを敷いてからビニールシート用の厚いビニール(0.1mm)を敷くことにしました。

シートの端を土の中に埋めます。 この時シートは地面より少し高めにすることで大雨の時など土砂の流れ込みを防ぐことが出来ます。

水の出口付近の側壁はオーバーハング気味にして排水パイプは長めに出しておきます。 こうすることによってホタルの幼虫やカワニナが側壁を登って排水パイプに吸い込まれるのを防ぐことが出来ます。

以前と同じに黄色いホースは出口付近にある水中ポンプからの循環水、青いホースは地下水。
地下水のみだと水温が低すぎるので循環水と地下水で水の流れを作り酸素を取り込みます。

 

前回は小川に小石や砂などを入れましたが、今回は石灰岩を砕いてパラパラと入れることにしました。
この石灰岩は「B&B白州」 さんの御好意で送っていただいたものです(リンク集にあリます)。

 

以前と同じ感じになりました。夏の暑さによる水温上昇防止用のヨシズを張る骨組みもそのまま流用します。地下水を多めに流せば解決するのですが、雨の少ないときなど地下水枯渇になると困るので・・・・。

 


 

戻る

 

      

 

 

 

リンクしてくださる方、このバナーをお使いください。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送